悩むビジネスマン

何でもすぐにできるようになるけど、何にもみについていないんだよね・・・

前回の成長曲線の記事を書いていてふと
思ったのが、器用貧乏と言われる人たちは、
この成長曲線の話では何が起こっているのだろう?

とふと思いました。

ま、自分を器用というつもりは、ないですが、
今までを振り返ってみると、色々なことに手をだしているけれども
ものになっているものが、それほどおおいわけではなくて

それって成長曲線で言うと何が起きているんだろう?
この器用貧乏チックな人たちは、何をすれば
それから脱することができるんだろうと思ったわけです。

世の中には逆に、器用貧乏の対局にいるような、本当に
なんでも一通りのことがデキる人もいるけれども
それと何が違うんだろうと思ったわけです。

落合博満氏から見た器用貧乏

かつてプロ野球で選手としては三冠王を三度取り、
中日ドラゴンズを8年間でリーグ優勝4回の実績をもつ氏の
書籍「采配」に

習得するスピードが速いと「センスがある」と評されることがる。
実際、春季キャンプで1周間も経たないうちに、レギュラークラスと同じように動ける新人もいる。
ただ、これは昔からの指導者の悩みの種と言われているのだが、
飲み込みの早い人は忘れるのも早いことが多い。
「あれ、あいつ去年はできていたのに・・・」
そう思わせるのは飲み込みの早い選手だ。

と書かれており、
器用貧乏とは具体的に言っていないですが、
すぐに何かができるようになるけれども、そこから成長がなく
それ以上になっていないことを示しています。

器用貧乏とスキルを身につける人の違い

学習曲線
では器用貧乏の人は学習曲線では何が起きているのか?

これは仮説ですが
学習曲線における、初期の学習効果(習熟の速度)が ”通常より早い人” ということができるのではないでしょうか。

「一人前になるには1万時間必要」は誤りだった!たった20時間で新たなスキルを身につけられる4つのコツ

では、この初期の段階で練習に取り組む際の壁として
「とても下手くそで、それを自分でも自覚している」
この下手くそな自分が、いやでいやでしょうがない状態、
これを「フラストレーションの壁」と言っています。

器用貧乏の人たちは、他の人より初期における学習速度が早いため、
このフラストレーションの壁を経験することが
ほとんどないのだと思います。
あるいは、同じレベルにいる他人(学習速度が通常レベルの人)と比較して
自分の方が優れていると感じてフラストレーションを感じずにすますのではないかと思います。

そして、さらに一段上を目指す段階になって、
成長vs学習

図でいうところの真ん中あたりの急激な成長までは
ダラダラとした成長を続けるわけですが
学習速度がそれほど速くなかった人は、すでにフラストレーションの壁を
超えてきているわけですから、このダラダラ成長の段階もある程度乗り越えます。
(もっともここで、脱落する人もいるとは思いますが)

で、器用貧乏の人はどうなるかというと、
まず、フラストレーションの壁を周りと比較することで乗り越えましたから
下手くそな自分をうけいれられていません。

だから、ダラダラ成長が耐えられない状況になります。
加えて、フラストレーションの壁を他人と比較して乗り越えたのですが
その比較していた人たちもどんどん、ダラダラ曲線に追いついてくるわけで
自分の優位性が保てなくなります。

これだけでも、フラストレーションたまります。

そうすると、練習に取り組み姿勢も段々悪くなり、
最終的に二回目の急激な成長を迎えられずに終わるのではないでしょうか。

で、器用貧乏の人はこの二回目の成長を迎える前に
諦めてしまう。
そして別のことに手を出して、また多少の優位性に浸りながら
また、ダラダラ成長で萎えるのではないでしょうか。

逆に、なんでもできるようになる本当に器用な人たちは
ダラダラ成長を乗り越えて二回目の急激な成長を迎えるまでは
ひたすら練習する。
これを、知ってか知らずかできている人で、色々な分野に
応用出来ている人が本当に器用な人になっている気がしています。

器用貧乏に救いはあるのか?

ま、前段まででほとんど答え(仮説)を言っているようなものなのですが、
器用貧乏な人は、ダラダラ成長で習熟にかける時間が少なくなっている
(あるいは諦めている)人たちなので簡単にいえば、そのスキルに対して

二回目の急激成長を迎えるまで練習を続ける

しかないわけです。
で、つづけられない理由が、遅く迎えたフラストレーションの壁ならば
それを乗り越えるしかないわけです。

だから、勇気をくじく要因になる、他人との比較をしないこと
かならず、2回目の急激成長があることを信じて、
ひたすら、下手くそな自分と向き合いながら、練習をするしかないわけです。

他人と比較することで自分でかってに ”勇気くじき” をしているのですから
まずは、それを取り除いて、下手くそな自分を受け入れて練習をつづけることでしょう。

さぁ、私も仮設の検証のために
練習をつづけてみたいと思います。(笑)


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