野球

今、流れがきてますよ(関根潤三氏風)

のっけから、関根潤三氏の解説の「流れ」が来てますよと書いてみて
氏はどうしているのかな・・・なんて思い出していました。
関根潤三氏の解説を懐かしく思われる方、結構古いのでしょうね(笑)

最近、野球中継はあまり地上波でやらなくなったってしまいました。
昔は、平日夜に父親と寝っ転がりながら、巨人戦を見ていたものです。

この前久々にCSで野球中継を見ていて、
とあるヒットをきっかけに試合が大きく動くことになったのですが
そのヒットは、投手にとってヒットと呼ぶにはかわいそうな
いわゆる「打ちとったアタリ」でした。

そのヒットを見た瞬間「あっ、これ試合の流れが変わる」と
直感的にわかってしまいました。

子供の時はそんなことなかったですし
野球なんかもう何年も見ていなかったのに
どうして、こんなことがわかるのかな?
なんて思ったわけです。

そこで、ふと、試合の「流れ」ってなんだろう?
と考えてみたりしたわけです。

「流れ」とは心理の集合

で自分が歳を食った分、試合の流れが見えるようになったことから
ひょっとしたらと思ったのが、試合の「流れ」は人の「心理」が作っている
のではないかという仮説です。

野球のことに詳しくなったわけではないけど
社会人経験などを積んで、こういうケースで人が何を考えるかな?
というのが少しはわかるようになったのが大きな違いでしたから。

で、先ほどのケース
「うちとったアタリ」を野手がエラーまがいのプレーでヒットにしてしまったのですが

投手としては「せっかく打ちとったのになんだよ」

エラーまがいのプレーをした選手は、
「まずいプレーをしてしまった」というネガティブな感情

まわりの選手は「あーあ、やっちゃった」

本当はどう思っているか知りませんよ。

でもこうなると、投手としてはランナーが出たのは自分のせいではないし
人のせいだと思っています。
そうすると、いままで集中していた投球にスキというか、いい加減さが多少できるわけです。

で、案の定次の打者に対して、甘い球が入って
得点につながってしまったわけです。

で、実は次の回の攻撃はエラーまがいのプレーをしている選手から。
ここで彼がヒットを打つかどうかでまた、流れが変わると思いました。

おそらくエラーまがいのプレーをした選手は、このままヒットを打たなければ
今日は沈んだままだったかも知れません。

ところが、彼はホームランを打った。
エラーまがいのプレーをした選手は「名誉挽回」をできたわけです。

点をとられた投手は、「彼が取り返してくれた!」
周囲の選手は「いやな流れが断ち切れた」と思うわけです。

こうなると試合は、エラーした側に傾くと思いましたが
そのホームランをきっかけに、エラーしたチームが快勝することになりました。

事実だけ捉えると
・エラーまがいのプレーで得点された
・エラーまがいのプレーをした選手がホームランを打った

たったこれだけの事実なんですが、後は選手が勝手にそこから
好材料を発見して良いパフォーマンスにつなげただけのように受け取れます。

できっと、エラーまがいのプレーをした選手がヒットを打たなければ
「流れが悪い」と言って勝手に悪い材料を見つけて悪いパフォーマンスに
つながっただろうと思っています。

ここからわかるのが、一つ一つのプレーに選手が勝手に解釈をつけて
パフォーマンスをあげたり、下げたりしている。
で、これが集団で起こっている。これが試合の流れなのではないかと
思っているわけです。

いや、わざとやっているわけではないですよ。選手は。
でも人間ですから、一つ一つのプレーに一喜一憂する部分は
少なからずあるだろうと。

試合の流れを作るには

仮にこの仮説が正しいとすると、
試合の流れを作る方法は簡単です。
相手チームの心理はさすがに操作できませんから
自分たちのチームが、一つ一つのプレーに好材料を見つけて
「流れが来ている」と思い込む、刷り込むことで
よい循環が勝手に生まれることになるわけです。

だって、一つ一つのプレーを良い悪いと判断した結果が
試合の流れになるわけですから。

人生の流れも同じでは?

で、これと似ていることが起きていると思うのが
人生なわけで、試合=人生と見ると
いいことが起きている時は、いいことが続き
悪いことが起きている時はこれでもかと悪いことが続く。
でもこれも、一つ一つの出来事は、良いか悪いかは
その人が勝手に判断しているわけですから、実は人生も
流れは人の解釈が作っているのだろうと考えられます。

いや、運の悪いこととかは事実としてありますよ。
けれども、それの解釈の仕方次第で、試合の流れのように
大きく変わるのではないかと思っています。

だから、どんなに悪いと思われる出来事の中にも
好材料を見つける。

これが人生の流れを作るコツなのではないでしょうか?

蛇足

で、ふっと思ったのが、人工知能とのチェスや将棋の対戦です。

棋士はものすごく頭がよいわけですが、人間ですからミスや視野狭窄に
陥ることもあるわけです。

だから対人間で考えればこの「流れ」の心理から、時に勝負が決まることも
あるし、力量が同じなら心理的にタフな方が勝つ確率が高いことになります。

そう考えると、人工知能は心理からくるミスをおかさないわけですから
力量が同じになれば、人工知能が必然的に勝つことになるような気がしているわけです。

そう考えると、人工知能と対戦する棋士ってちょっと辛い立場だな
とかいらぬ心配をしてみたりしていました。

Categories: Misc心のあり方

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