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見える化、見える化いうけど・・・一番、自分の脳を見える化したい…(独り言)

一昔前は、猫も杓子も「見える化」でした。
で、何もわからなくても、この見える化をすると
なんとなく仕事がうまくいったりしました。

これはこれで非常に良いことで、
ソリューションフォカーカス的な考え方で言うと
仕事がうまくいかないことの原因に焦点を当てないで
解決する方法にフォーカスしたので
これはこれで良い減少だったのだと思っています。

一方で、見える化がうまく行かずに、
頓挫した人もいるかもしれません。

で、本当は原因論的な話は嫌いなのですが
見える化をすることの本当の意味をもう一度考えてみてもいいのかな
と思っています。

変化は正確な現状把握から

少し話が変わりますが、コーチングをやっていてつくづく感じるのですが
何かの変化(特に人の行動の変化)は、「現状が受け入れられるかどうか」
が一つのポイントだと思っています。

この「現状」というのが、クセモノなのですが、
悪い点ばかりでなく、良い点も含めて、周囲を取り巻く環境だったり
現状直面している課題を、「ありのまま」に見られるかどうかです。
いわゆる客観的というやつです。

経験上、人は「お前が悪い」と言われると防御反応で、
自分が悪くない理由を一生懸命探しにいって正当化します。

他人のことは、客観的に見えて、自分のことが客観的に見れないのは
このためだと思っています。
他人のことは「自分が悪い」が排除されていますから
ある程度ありのままで見ることができるわけです。

で、その他人事でも少し自分の責任が絡んで、「自分が悪い」と言われる
可能性が出てくると客観性がなくなっていきます。

で、コーチングなどでは、この「ありのままの現状」を直視するための
技術的な方法が様々とられるわけで「自分は悪くない」状態を作って
課題を見つめるわけです。

コーチング以外でも組織変革などでもいかにこの「自分は悪い」の状態を
取り除くのが大事になってきます。

仕事の場面を思い出して欲しいのですが、
仕事のプロセスを変えたり、効率をアップさせようと思った時に
上司や同僚などが現状の課題を話し、その原因を追求して
少しでも「お前が悪い」的な匂いがすると、
その話を受け入れられなくなるわけです。

見える化の効果

そこで登場するのが「見える化」になるわけですが、
見える化は、そもそも、上司でもなく、同僚でもなく
ましてや強く責め立てる自分でもないわけです。

あくまで情報として外に取り出されたもので、
そこに人の評価判断は入っていません。

ただ、あるのは現在の状況。
場合によっては、目標値が示されていて、その乖離が見えるくらいです。

見える化によって、人の評価・判断から切り離され
現在がそのまま見えるわけですから、次に向かって何をしたらよいかも
客観的に見ることができるわけです。

そして、この見える化の良い点は、目の行きがちが悪い点だけではなくて
良い点もそのまま見えること。
そして、小さな変化を起こした場合、「見える化」は、
人は認識することができないような小さな変化も拾ってくれることです。
(これは変化を起こした者にとっては何よりの報酬になります。)

そして、これが変化のための行動を続けることに繋がるわけです。

だから、個人的には見える化の一番の効能は、
人が客観的に現状を受け入れることができることにあると思っています。

残念な見える化

そう考えると、時々見かける「残念な見える化」があるのですが、
せっかく見える化をしても、そこに上司や第三者の評価・判断コメントを
加えたりしているものがあります。
客観的な分析ならよいのですが、人の評価・判断が入ると、その瞬間に
「犯人探し」と「自分は悪くない」が発生するため、せっかくのあるのままの
現状が受け入れられなくなるわけです。
これでは元も子もなくなります。

また、明示的に評価・判断を示さなくても
悪いことを認めさせるために、恣意的に見える化をするものなどもあります。
(お前が悪いと訴えるためのデータ、意図的に悪い部分を抽出した見える化など)
でこれなどもたちが悪くて、客観的(っぽい)データなのですが
制作者の意図が以外に分かってしまうもので
正確な現状を受けいれられなくなります。

だから、見える化で一番気をつけなくてはいけないのは
データの正確性や、網羅性などではなく、対象となった人たちが
現状をありのままに受け入れられるように、次の行動に繋げられるように
なっていることだと思っています。

極端な話、個人の感覚で点数をつけても良いわけです。

ただ、良い点悪い点がそこから読み取れて、次につながれば良いわけです。


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