氷山

変わろう変わろうと思っても、なかなかかわれないんだよね・・・

何かとんでもない場面や自分が苦境に立たされると
人間変わろうと思ったりします。

安泰な時はなかなかそんなこと思ったりしないのですが(笑)

でも、変わろう変わろうと思ってもなかなか変われなかったりします。
で、変化ってどんな時に起きるのかな・・・と考えていてふと
気がついたことがあります。

あくまで仮説なのですが、ご紹介します。
(ひょっとしたら、脳科学者や心理学者などがすでに提唱している内容かもしれないので
車輪の再発明になっているかも・・・)

キーワードは、「水面下の情報」「枯渇」「手放す」です。

自分が認識していない自分を探る

コミュニケーションの話や、コーチング、ソリューションフォーカスの話などで
よく出てくるのが、氷山の一角の絵です。

人間は自分が認識している部分は、氷山の一角に過ぎなくて、
認識していない部分が大半であるということを表した図です。

だいたいこの氷山の一角の部分(水面より上に出ている部分)が
我々が意識的に使用している部分だったりして
水面下の大半の部分が、普段認識していない部分になります。
場合によると潜在意識に刷り込まれているもの、あるいは長期記憶に
存在しているものなのかもしれません。
(脳科学に疎いため使っている脳によって、この辺りがわかれているのかもしれませんが
詳細はわかりません。)

通常、意識的に使用している部分の情報を取り出す時には
人間は簡単に取り出せるために、コーチングで言う報告的になります。
すでに用意されている手持ちのカードを取り出すわけです。

で、これが潜在意識や、長期記憶に関わる部分(いわゆる水面下の情報)を
探りに行こうとすると、コーチングで言う探索的になるわけです。

ま、用意されている手持ちのカードが切れたので、
ぐちゃぐちゃの引き出しや、かばんの中に、
他にカードが無かったか一生懸命探す感じですね。

ここから見つけ出されたものは、自分でも意外な答えだったり
変化をもたらす答えのヒントだったりすることが非常に多いわけです。

だから、コーチングやソリューションフォーカスなんかでは
一生懸命この水面下の情報(潜在意識?長期記憶?)を引っ張りだすための
工夫をしているように思えるわけです。

自分が習ったコーチングなどでは、臨場感を出すことで
この水面下の情報にアクセスします。

ソリューションフォーカスの先生がやっていたのは
リソースを探す質問をする中で、「他には?」という質問を
ひたすら繰り返すことで水面下の情報に探しに行かせるようです。

で、ソリューションフォーカスの先生が言っていたので
非常に面白かったのが、
「最初は手持ちのカード(意識している情報)を切ってくる。
それが、尽きると気づいていない自分(水面下の情報)から探してこようとする」
という言葉でした。

つまり我々は、何か問題に対処しようとするときでもまずは、
水面上にある意識的な情報を使って対処しようとする。
で、それが「枯渇」した段階で水面下の情報を探りに行くわけですね。

意識的情報が枯渇した先に素晴らしいアイデアが

で、この枯渇させる方法を意図的にやっていると思われるのがブレストです。

とにかく質より量を求める。
マインドマップなんかでも、手持ちの札がなくなるくらいの
情報を書き出させたりします。

こうなると、初めて意識的にもっている情報だけでなく、
水面下の情報にアクセスしにいくわけですね。

だから、この意識的に持っている情報を使い切って枯渇させてしまうというのは
新しいアイデアや、ブレークスルーを起こす際には必要な手続きのようにも
思えます。

よく、科学者や経営者が
やることをすべてやって、でもどうしようもない手詰まり、窮地になった、
そんな時にふとアイデアが浮かんだとか、夢で出てきたと言うのは
よく聞く話です。
まさに、この意識的情報を使いきって枯渇させたから
初めて水面下の情報にアクセスしにいって出てきたのではないかと思っています。

得意なことを手放す

関連で思い出したので書いておきます。

テレビなどで活躍中のカウンセラー心屋仁之助氏が
「得意なことを手放すとうまくいく」というようなことを言っていました。

コンサル的なことを経験してきた自分からすると、
長所を持って伸ばしていくことが大原則だったので、
そんなばかな!と思っていました。

ただ、この記事を書いているうちに、ひょっとして、
「得意なこと=いつも持っている情報」を手放すことで、擬似的に
水面の情報を枯渇させたのと同じ状態を起こして
水面下の情報をアクセスしにいかせているのではないか?
と推測したりしたわけです。
だとすると、その後に良いアイデアなどが浮かんでブレークスルーが
起きるのも必然だなと、うなずけます。

意識的な、水面上の情報を、「枯渇」させたり「手放したり」して
水面下の情報にアクセスして、行動や思考のアイデアのヒントを引っ張りだすこと
実はこれが、本当の変化を起こすために必要なことなのではないでしょうか?

逆にいうと、水面下の情報の引っ張りだしや潜在意識への変化を他の方法で
簡単に起こせるなら別にどんなやり方でもいいような気もします。

自分もこのブログで、ひたすら自分の知っていることを枯渇させて
新たな変化を引き出したいと思って日々更新しています。
早くネタなくなれ!(→困るのは自分なのに・・・)


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