「叱る」はよくないって聞くけど?「褒める」もだめなの?じゃどうすれば・・・

よく子育て中のお母さんお父さんと話になるときに、誰かの講演会などを聞いてきて、「褒める」もいけないって話がでてくるようです。

そして、
『大体の話は、すごくよくわかったけど、「褒める」がいけないっていうのが、よくわからなかった。』

というケースをよく耳にします。
というわけで、ここらで一度、そのあたりの話を書いても良いのかなと。

因みにコーチや、アドラーの話に接することが多い方、部下育成・子育ての壁を乗り越えて来られた方なんかは、「そうそう」って思うのだろけど、初めて出会った人は

「???」

ってなるだろうなと思っています。
それでは、以下「褒める」もよくないについて、紐解いていきたいと思います。

因みに、このお話は、明日の記事の伏線でもあったりします。

改めて「褒める」を考える

「褒める」がよくないことを説明する前に、ここでの「褒める」を改めて定義しておきたいと思います。
(出だしで、言葉を定義したりするのって、理系っぽいよね・・・とか突っ込まないでください。)

なんで、こんなことをするかと言うと、先日次男を小児科に連れて行った際に、お隣に座った親子の会話が漏れ聞こえたんですが、

「◯◯ちゃん、先生にがんばったねって褒められちゃったね」

と言っていたんです。
普通に聞けばなんてことのない会話なんですが、自分の中では色々気づくことがありまして。

この会話、「叱る」だけじゃなくて、「褒める」も良くないとしている人からすると、おそらく、それ「褒めるじゃない!」とツッコミが入りそうです。
なにせ、私も、それ違いまっせ!と思った一人で。でも、きっと普通の感覚で言えば「褒める」なんだと思うのです。
だけど、気がついたんです。きっと世の中親御さんが思っている、「褒める」と、「褒める」のも良くないって言っている人の言葉の範囲が微妙に違うんだなと。

で、ここで言いたいのは、どっちの「褒める」の使い方が正しいのか?ということよりも、
「皆さんご存知の褒めるの中にも、使わんほうがいいやつと、使ってもよさそうなものがありますよ」
ってことです。

で、そのために褒めるを定義しときたかったわけです。

はぁー。漸く定義にたどり着いた…

因みに、今回の定義は、「褒めるは駄目よ」って言っている人たちの「褒める」を定義しておきます。

褒める
結果や行動を優れていると評価・判断すること

そうなんですね、ある物差しを持ってきて、それで測って、優れているという判子を押すことなんです。

例えば・・・

・勉強ができる
・君は我が社で1番優秀だ!
・誰々がかっこいい/かわいい
・この資料は非常によい
・etc

まぁ優劣をつける言葉ですね。
ただ、言われる側としては、悪い気がしないから、「なぜ駄目なの?」って思います。

褒めた時におきること

仮に、上の例のように褒めたあとに、それよりも優れた者/モノが現れたとしましょう。
あるいは、褒められない状況になったとしましょう。

・勉強ができない/◯◯君の方が勉強ができる
・君は仕事ができない/◯◯の方が優秀だ
・◯◯の方がかっこいい/かわいい かっこよくない/かわいくない
・この資料はできがわるい あの資料の方ができがよい

もう書いているだけで、気分が沈んできましたが、いかがですか?
急に認めてもらえてない感じがしませんか?

その評価判断された物や人は変わっていなかったとしても、こんなことが起きるわけです。
そして、褒められることを目指す。
褒められないと存在していないみたいに感じる。

仮に褒めて、子供を伸ばしたとしたら、褒める人がいなくなった瞬間に成長が止まります。
なにせ、褒めてもらうことを報酬にしていたのですから。報酬がなくなれば、やらなくなります。
反対に叱るも一時効果があったとしても、罰則を与える人がいなくなれば、やらなくなります。

つまり評価・判断では一時しのぎにしかならないのです。

では、どうしたらいいのでしょうか?

「褒める」でなく「認める」

褒めるも叱るも評価判断の物差しを使っているのでこれをやめることです。
その代わりに使うのが「認める」

言葉だけだとちょっと伝わらないのでいくつか例をあげます。

・存在承認
いてくれて助かる/あなたがいるからこそ、できた。
・事実を認める
◯◯をしてくれたんだね
・変化/成長/努力を認める
ガンバっているね
うまくなってきている
・成果を認める
目標を達成したね!よくやったね。

個人的には成果を認めるは、難しいところだな・・・と思っていて、ここは評価判断と混ざりやすいなと。
だから、例えば子供がテストで100点をとった時に

「よくやったね」

というと、親の評価判断も交えて、言ってしまう可能性もあるわけです。
加えて子供が100点なんか当たり前、しかも努力も何もしていないのに

「よくやったね」

と言われると、「別に・・・」という気分になるわけです。

だから、ここはセットにしたいのが、子供がどう感じているか?とガンバっているところをセットにしたいというのが私の見解です。

実は、テストが50点のときにも言えて、
ひょっとしたら、普段はその子はもっと点数が取れないかもしれない。だけど、その時はものすごく頑張って、いろんな工夫をして、50点をとったのかもしれない。でも親が「50点なんて・・・」などと思っていたら、子供が頑張ったことに目を向けられないですし、よくやっったなんて言えないわけです。

だから「やってみて、どうだった?」って感想を聞くようにしています。

「50点だけど、まえより20点もあがった」

と言われれば、その子にしてみれば、よくやったわけですから

「よくやったね」

となるわけです。さらに、そこに向けて頑張っていたならその事実も付け加えてあげる。

「だって、頑張っていたものね」

こうすることで、子供は自分がやってきたこと、成し得た結果について、認めてもらえた感覚を持つわけです。
そして、この子は、こういう努力をすれば、こういう結果に結びつくということを学習するわけです。

おもしろいことにこのようなケースでは、認めてくれる人がいなくても、自分の変化・成長・努力、その延長での結果を自分で認める回路ができますから、変化成長を続けるようになります。
因みに次回は失敗談をご紹介。

いかがでしたか、「褒める」は良くないと言われていることがご理解頂けたでしょうか?
あなたの子育てや、部下育成にお役にたてれば。

ちなみに、どうしても、「かわいい」とか「かっこいい」とか「すごい」と言いたければ
最初に”私は”とつけてみてください。受けての印象が変わります。

※「褒める」「認める」の違いがまだ、しっくりこないという方、詳しい説明などしますので、ご連絡くださいね。

これを読んでさぁやってみようと思われた方!それだけでも、既にすばらしい関わり方をされるものと確信しています。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。
あなたの存在や頑張りを認めながらコーチングをしています。(いや、コーチの基本です(笑))
子どもによりよく育ってほしい、ご自身の成長パターンを作りたいという方応援しますよ!

3/15 20時〜、
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